2017.09.17 update
◎スクリーンで映画と出逢う世界
〜あなたが想う映画体験のこれから〜
(下北沢映画祭のBプログラムにトークゲストで出演します)
シネコンやオンライン配信の充実で映画を観る手段は便利になる一方、
街の映画館が姿を消し映画の多様性が失われつつあるこの時代、
私達はどのように映画と出逢っていくのでしょうか?
この度、映画館に勤める男性と映画館の閉鎖までを描く、
ウルグアイの名作『映画よ、さようなら』(未DVD化)の貴重な上映を実現!
上映後には、
様々な映画館や上映イベントに自ら足を運ぶ俳優の中島歩さん、
街に新たな形の映画空間を作ったシネコヤの竹中翔子さん、
全国のカフェや美術館などでの上映会を手掛けるキノ・イグルー有坂塁さんをお迎えします。
各々の視点でのトークに加え、
観客の皆様にお答えいただくアンケート結果と共に、
ゲストとこれからの映画体験について考えていきます。
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◆上映作品
『映画よ、さようなら』
(2010年 ウルグアイ 67分)
監督:フェデリコ・ペイロー
出演:ホルヘ・ヘリネック、マヌエル・マルティネス・カリル
南米ウルグアイの首都モンテビデオ。
両親と暮らす45歳のホルへは、シネマテークに勤めて25年になる。
フィルムの管理、作品の選択、プログラムの編成、
映写から客席の修理と、ホルヘはさまざまな仕事を一手に担っていた。
しかし、ここ数年は観客も減少し、建物の賃料も滞納状態が続き、
老朽化した機材も修理不能で、館長やスタッフたちを悩ませている。
出資元の財団から、
利益が出ない状態を続けるわけにはいかないと通告され、
ついに立ち退きを迫られる。
「25年間、毎日ここにいる」と誇りをもって言える、
ホルヘにとって大切な場所が静かに終わりを迎えようとしていた。
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◆トークゲスト
中島歩(俳優)
有坂塁(キノ・イグルー)
竹中翔子(シネコヤ)
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◆詳細
日程: 2017年10月8日(日)
時間: 10:30〜(開場 10:15)
会場: 下北沢 ライブハウス近松
料金: 2,000円+1drink
予約:こちらからお願いします→*