2019.08.31 update
◎ 博物館で野外シネマ
– キノ・イグルー × 東京国立博物館 –
2019年9月20日(金)、21日(土)に、
第7回「博物館で野外シネマ」を移動映画館キノ・イグルーと共催で開催します。
今回の上映作品は、
こうの史代氏による原作を片渕須直監督が映画化し、
いまも異例のロングラン上映が続く大ヒット作品『この世界の片隅に』。
今年12月には、新規場面が追加された別バージョンの作品として
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が
公開されることでも話題です。
映画は本館前に設置されたスクリーンに投影されます。
1,000席程度のイスを用意しているほか、
レジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することもできます
(トーハクくん&ユリノキちゃんレジャーシートも販売予定!)
敷地内には各種屋台も出店し、フードやドリンクの販売も行いますので、
映画と一緒にお楽しみいただけます。
また上映日は、22時までの特別夜間開館を実施しますので、
映画鑑賞後も展示室をご観覧いただけます。
秋の夜長を、ぜひトーハクでお楽しみください。
***
◆ 上映作品
『この世界の片隅に』
2016年 日本 130分
©こうの史代・双葉社/『この世界の片隅に』製作委員会
監督: 片渕須直
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、
1944(昭19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。
呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、
世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。
夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。
隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、
すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、
毎日のくらしを積み重ねていく。
ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、
すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。
1945(昭和20)年3月。
呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、
すずさんが大切にしていたものが失われていく。
それでも毎日は続く…
******
◆詳細
日程: 2019年9月20日(金)、21日(土)
時間: 19:00〜 ※雨天中止
料金: 無料(ただし、当日の入館料が必要です)
会場: 東京国立博物館・本館前
予約: 予約不要。当日会場にお集まりください。
【注意事項】
⚫︎当日は各日1000席ほど席をご用意しておりますが、来場者の状況によっては、席に座れない場合もございます。
⚫︎座席に座れない場合でも芝生や周辺にお座りいただけますので、各自で敷物等をご持参ください。
⚫︎来場者多数の場合は、映画がよく見える場所から鑑賞できない可能性があります。
⚫︎入場者が会場に入りきれない場合は、一時的に入場を規制させていただく場合がございます。
⚫︎映画の鑑賞は無料ですので、ご購入いただいた博物館入場券は、映画が見られない場合でも払い戻しできません。購入前にご確認ください。
⚫︎当日は天候によっては冷える場合がございます。暖かい格好でお越しください。
⚫︎雨天時は中止となります。雨天の判断は、当日朝10:00までに本Webサイトにてお知らせいたします。