2017.09.11 update
『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ』の
エドガー・ライト監督、最新作。
これまで画と音のシンクロと言えば、アニメの専売特許でしたが、
その歴史にエドガー・ライトがついに終止符を打ちました。
音楽とアクションが完全に同期!
たとえば、ハンドルを握る主人公が耳にする曲が、
ただ疾走感を与えるだけでなく、
そのビートはギアチェンジやヘアピンターンに変換され、
排気音、ワイパーの動きまで
そのすべてがビートに合わせて演出されているのです。
これはもはや、狂気の沙汰!
“カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』”という意味不明な評価にも
納得しまう完成度でした。
それにしても、
主人公ベイビー自宅の壁一面に並んでたレコード気になるなあ。
「ベイビー家のレコードジャケット展覧会」とか、
どこかのギャラリーとかでやってくれたらいいのに。