2018.04.12 update
わわ、大傑作じゃないですか!! めっちゃくちゃ感動してしまいました…
これ、社会派映画として超一級品なだけじゃなく、 女性の成長物語にもなっている。 そんなてんこ盛りな題材を、 エンターテイメントにまで落とし込めているところが、 とにかくすごいです。
マニアックな話になりますが、 今回は新聞社の話なので、基本画面に絵変わりがないんですね。 それでもワクワクできるのは、演出に細かい工夫があるから。
例えば、3人の会話シーンでは、 ただしゃべるだけじゃなく、人がよく動くんです。 カメラも動く。だから観ていて飽きないし、言葉もスッと入ってくる。
さすが、スピルバーグです。 活版印刷機の撮り方もかっこ良すぎたし、ラストも完璧。 しかも森友文書問題ともシンクロするという奇跡。いま観なきゃ! 今年のアメリカ映画は大豊作です。