2018.12.15 update
世界のツカモトが監督した、ダークな時代劇。 前作『野火』にも通じる、シンプルで強度の高い演出は、 本作において頂点を極めたと言っていいレベルに到達。 刀を手に正対しているシーンの美しいことよ! 池松壮亮の色気もハンパないです。
「なぜこの刀で人を斬るのか。 斬ることができるのか。 いくら主君の命令とはいえ、やはり斬れない。 そんな侍はいなかったのか」
この塚本監督の問いに心が動いた方は、 ぜひ映画館で観ておいた方がいいかなと思います。