2019.03.15 update
『籠の中の乙女』『ロブスター』と 問題作ばかり作ってきたギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス、 最新作は、まさかの宮廷劇です。
こんなコスチューム劇、観たことない!! といえるほど、 権力、愛、嫉妬に狂った女性3人のパワーゲームは、 想像を超える泥仕合に!
一方で、 広角レンズを多用した撮影、自然光ベースの照明、 サンディ・パウエルの衣装と、 ディテールにも徹底的にこだわり エンタメ+アートのバランスが素晴らしい一作でした。
絵的にはキューブリックの作品に近い感じだったな〜 (つまり『バリー・リンドン』のよう)