2015.12.28 update
年間ベスト級の1本!
ポスターのポップなイメージから、
よくあるライトノベルの映画化だなんて思い込んでいたのですが、
クレジットをよく見ると、
「配給:SPOTTED PRODUCTION」と書いてあるではないですか!
SPOTTED PRODUCTIONと言えば、
21世紀を代表する日本映画・松江哲明監督の『ライブテープ』、
『SR サイタマノラッパー』シリーズ、
大注目の若手監督・山戸結希の諸作、
"音楽×映画"という切り口で、
若い才能を世に出し続ける好企画「MOOSIC LAB」など、
《ぼくたちの時代の日本映画》を
配給、制作している、独立系映画会社です。
この名前がクレジットされていただけで、
『友パパ』への期待は一気に高まり、その勢いで観てみると、
これが想像を超えるほど、素晴らしい作品だったのです!
監督は、ソフトバンクの「白戸家」など
数々のヒットCMを手がけるCMディレクターでありながら、
劇作家としても岸田國士戯曲賞受賞を果たし、
ジャンルを超えて活躍している山内ケンジ。
内容については、あえて申しません。
アカデミー賞を受賞した『アメリカン・ビューティー』が好きなら大丈夫、
とだけ、乱暴にお伝えしておきます。
騙されたと思って、ぜひ観てみてください。
そして「SPOTTED PRODUCTION」の今後にも、
ぜひ注目を!