2015.02.15 update
*有坂塁の10本
【外国映画】
(C)2013 Twentieth Century Fox
① 『グランド・ブタペスト・ホテル』
(アメリカ:ウェス・アンダーソン)
② 『ゴーン・ガール』
(アメリカ:デヴィッド・フィンチャー)
③ 『フランシス・ハ』
(アメリカ:ノア・バームバック)
④ 『やさしい人』
(フランス:ギョーム・ブラック)
⑤ 『MUD ーマッドー』
(アメリカ:ジェフ・ニコルズ)
⑥ 『100歳の華麗なる冒険』
(スウェーデン:フェリックス・ハーングレン)
⑦ 『チョコレートドーナツ』
(アメリカ:トラビス・ファイン)
⑧ 『ニンフォマニアック vol.1』
(デンマーク:ラース・フォン・トリアー)
⑨ 『誰よりも狙われた男』
(イギリス:アントン・コービン)
⑩ 『her 世界でひとつの彼女』
(アメリカ:スパイク・ジョーンズ)
【日本映画】
(C)寝具劇団
① 『おとぎ話みたい』
(山戸結季)
② 『ぼんとりんちゃん』
(小林啓一)
③ 『FORMA』
(坂本あゆみ)
④ 『ニシノユキヒコの恋と冒険』
(井口奈己)
⑤ 『ほとりの朔子』
(深田晃司)
⑥ 『イヌミチ』
(万田邦敏)
⑦ 『抱きしめたい -真実の物語-』
(塩田明彦)
⑧ 『るろうに剣心 伝説の最後編』
(大友啓史)
⑨ 『ホームレス理事長』
(圡方宏史)
⑩ 『Seventh Code』
(黒沢清)
アメリカ映画が元気です!
ウェス・アンダーソンとデヴィッド・フィンチャーは、
“巨匠の仲間入り決定!”と言いたくなるほどの完成度とオリジナリティ。
『6才のボクが、大人になるまで。』『インターステラー』
『ラッシュ プライドと友情』『ウォルト・ディズニーの約束』
『イントゥ・ザ・ストーム』など、
他にも候補作が多数あったアメリカ映画は、
アートとビジネスのバランスが改善されてきた印象。
対して、日本映画は若手監督が元気です!
トップランナーは若き天才、山戸結希。
前のめりなエネルギーが爆発した本作は、
“出戻り文化人”はじめ、その独特すぎる言語感覚にも大きな可能性を感じます。
小林啓一と坂本あゆみという、才能あふれる新鋭監督も要チェック!
『抱きしめたい〜』はダマされたと思ってぜひ。
じつは、怖い怖い映画なのです。
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*渡辺順也の10本
【外国映画】
(C)Memento Films Production – France 3 Cinema – Bim Distribuzione – Alvy Distribution – CN3 Productions 2013
① 『ある過去の行方』
(イラン:アスガー・ファルハディ)
② 『パラダイス:神』
(オーストリア:ウルリヒ・ザイドル)
③ 『チョコレートドーナツ』
(アメリカ:トラビス・ファイン)
④ 『アクト・オブ・キリング』
(イギリス:ジョシュア・オッペンハイマー)
⑤ 『グランド・ブタペスト・ホテル』
(アメリカて:ウェス・アンダーソン)
⑥ 『罪の手ざわり』
(中国:ジャ・ジャンクー)
⑦ 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
(アメリカ:コーエン兄弟)
⑧ 『ニンフォマニアック vol.2』
(デンマーク:ラース・フォン・トリアー)
⑨ 『フランシス・ハ』
(アメリカ:ノア・バームバック)
⑩ 『ホドロフスキーのDUNE』
(アメリカ:フランク・パビッチ)
【日本映画】
(C)TeNY
① 『夢は牛のお医者さん』
(時田美昭)
② 『紙の月』
(吉田大八)
③ 『私の男』
(熊切和喜)
④ 『愛の渦』
(三浦大輔)
⑤ 『ぼくたちの家族』
(石井裕也)
⑥ 『小さいおうち』
(山田洋次)
⑦ 『サッドティー』
(今泉力哉)
⑧ 『ニシノユキヒコの恋と冒険』
(井口奈己)
⑨ 『60万回のトライ』
(朴思柔)
⑩ 『ほとりの朔子』
(深田晃司)
『ニンフォマニアック』はまさかのコメディ(笑)、
ダークホースの『パラダイス』シリーズ、ドキュメンタリーの力強さと、
2014年も個性的な作品をまたまた堪能することができました。
今年もどんな出会いがあるのか、楽しみが止まらない!