2022.01.13 update
これは、拾い物の一作でした!
ことなかれ主義の議員秘書と 空回り気味な新人候補者の選挙活動を描いたコメディなんですが、 ベタっとした笑いではなく、 対象から少し距離を置き、風刺的な目線で描いているところが すごく良かった!
コネと馴れ合いばかりのズブズブな政界のあり方は、 俯瞰して見てみれば、ただのコメディでしかない、というわけです。
スピード感のある編集と、 間を活かした演出の緩急の付け方も巧みで、 坂下雄一郎監督は今後も注目して見ていきたくなる才能でした。
『東京ウィンドオーケストラ』『ピンカートンに会いにいく』も 劇場で観たいなぁ〜。